606年中盤:   

さて、

ドラケンよりかっこいい人だって、多分いるんだから!!
今年中に誰かを見つけて、結婚してびっくりさせてやるんだから!!

と何だか意地になっているものの、そんな人を見つけきれていないミルドレッドですが、



12日。

ミルドレッドがバハウルグで仕事をしていたら、サフィール君が声をかけてきました。



国一番の魅力的な男性のサフィール君に、以前遊びに誘われたこともあって、ちょっとドキリとしたミルドレッド。でもサフィール君は、特に他意はなかったようで、そのまま仕事を始めてしまいました。(同じバハ)

悔しいけど、ドラケンよりカッコイイ人は今のところサフィール君くらいしか思いつかないミルドレッドは、少しがっかりしたような、ホッとしたような複雑な気持ち。

b0057741_2062380.gif(た……多分、今あたしから遊びに誘ったらOKしてくれるとは思うけど、でも……)
ミルドレッドがちょっとためらってしまう理由があります。
何故ならサフィール君が今一番好意を持っているらしいのは、ミルドレッドの母レイチェル。彼は、ここのところ毎晩、堂々とレイチェルお母さんをデートに誘いに来ているのです。

お、お母さんと一人の男性を挟んでどうこうって言うのはイヤ~!!

と思ってしまうミルドレッド。
しかし、

b0057741_208126.gif「あの、レイチェルさん……」
b0057741_2084239.gif「あら、また来たの? あたしはもうおばちゃんだからダメよー。もっと若い子にしなさい」
当のお母さんは、サフィール君が来るたびに笑ってかわしています。そしてお父さんは、その光景を見るたび気が気じゃなさそう。全能の彼が来ると、お父さんは落ち着かない様子で家の中をうろうろしています。

b0057741_14242029.gif「……えっと、えっと、ここは威厳を持って…!! (と拳を握り締めて振り向いて)ぼ……ぼくの妻に何か用かな!?
b0057741_2062380.gif「お父さんってば、サフィール君もう帰っちゃったわよ……」
b0057741_14242029.gif「……」

それにしても、


↑ 全能サフィール君のお誘いを毎回断るレイチェルはすごい…!と思うプレイヤー。(ハートが出たことない)


ちなみに上の↑スクショに、前々PCクラリッサ(未亡人になってから)、前PCレイチェル、そしてこの日現PCミルドレッドと、親子3代にわたってデートの誘いに来てプレイヤーを驚かせたルボスラフ君が写っていますが、



わっ!
すごい変わっててびっくりです。童顔だったのにえらいオジサン化


と、ともかく、サフィール君がふらふらしているのを見るのはプレイヤー的にもちょっとツライのですが、だからといって誰かとくっつけるにしても、全能なのに恋愛サポートされたらサフィール君のプライドが傷つくだろうなあ! と思うと(?)手出しできません…!ので結局サフィール君はふらふらしてしまうという悪循環に……。


15日。
今日は祝日。年に一度ウルグ祭の日です。

い、いや~! いつのまにか今年も半年を過ぎてるわ! でも相手が見つからな~い! 何かこう、 誰かがあたしに思いを寄せているとか、思ってもみない素敵な人のことを言われたりしないかしら!?

と期待を込めてウルグ祭を周ってミルドレッドが言われたのは、


※多分素質はアトリ君似



b0057741_2062380.gif「い、いや~!!」


いいことをひとつも言われないなんて、あたしどうしたらいいの~!


そんなミルドレッドでしたが、ここに来て、朝と夕方のデートのいわゆるお誘いタイムの時間帯、兄ベイセルとその彼女ゼルホさんに張り付いて恋愛サポートに力を入れるようになりました。
なぜなら、この二人はミルドレッドがキノコでくっつけたのですが、見ていると、

b0057741_1902966.gif「ゼルホ! 明日デートしようよ」
b0057741_1813182.gif用事があるんでまた今度」(サクッ)
b0057741_1902966.gif「な、なんだよー、ちぇっ」


b0057741_1813182.gif「ベイセル! 気が変わったわ、明日デートしない?」
b0057741_1902966.gif「えっ? 用事があるんでまた今度」(サクサク)
b0057741_1813182.gif「…………」
b0057741_1902966.gif「……ってアレ?? うわああ、違うんだゼルホー!!」
……といった具合に、相手をデートに誘いに行く行動をするのですが、お互い無才能で魅力が低いせいもあって、恋人同士なのにデートの約束がまったく成立してないのです!こんなにも無才能にキツイ世の中とは……

この調子だといつまで経っても進展がないので、

b0057741_2062380.gif「もう、お兄ちゃんはそのままだとダメダメなんだから、少しはこれ(※キノコ)でフェロモン出しなさいよ!」
b0057741_1902966.gif「な、何だよ、ダメダメで悪かったな!」
と、二人が相手を誘いに行く時は、ミルドレッドから誘う側にキノコを渡して成功させる必要があって大変。

でも兄たちに連日張り付いて一気に進めた甲斐があって、ベイセルとゼルホさんは19日、とうとう婚約することになりました! 

と、とりあえずこれで何とかお兄ちゃんも片付いたなったわ……! とミルドレッドもひと安心。ベイセルもご機嫌で両親に報告です。

b0057741_1902966.gif「お父さんお母さん、ぼく結婚するよ。相手は従妹のゼルホさ!」
b0057741_14242029.gif「え? お義兄さんのところの娘さん!? ま、またお義兄さんに頭下げてこなきゃ!」
お父さんはウォルター伯父さんの息子コンボイさんといとこ同士で結婚したエリンに続いて、ベイセルまでウォルター伯父さんの子といとこ婚するとは思ってなかったようです(笑)

これで去年の姉エリンに続いて、とうとう兄ベイセルも結婚間近となりました。新婚のお姉ちゃんや、婚約しお兄ちゃんが幸せそうにしている様子をみて、身内としてもちろん嬉しいミルドレッド。でもその反面、ちょっと複雑な気持ちです。

b0057741_2062380.gif(……あたしなんて、まだ好きな人とデートもしたことないのにな……)
デートするだけなら、チャンスはいくらでもあります。でも……やっぱり、誰とでもいいわけではないのです。


そんなこんなで20日、あっというまに今年のエナコンがまたやってきました。
ミルドレッドは、去年魅力女王1位だったカナリアさんが今年10日に結婚したのもあって、1位で出場。
というわけで、ミルドレッドがまたミスプルトに選ばれました。これで2連覇です。
その夜、遅くまで眠れないで窓の外を見ていたミルドレッドのそばにレイチェルお母さんが来て話しかけてきました。

b0057741_2084239.gif「ミルドレッド、あんた好きな人いないの?」
b0057741_2062380.gif「えっ。な、なに急に」
b0057741_2084239.gif「せっかくミスプルトに2回もなれたのに、もったいないわよ。あんた誰ともデートしたことないでしょ」
b0057741_2062380.gif「い、いないわけじゃないけど……」
そんなことを言われても、そもそもデートしようにも相手が成人していないのでこちらから誘えないし、向こうからも誘ってもらえません。なので先に大人になったミルドレッドは、ミスプルトを目指しつつ年下のドラケンの成人を待ってるつもりでした。なのに、大人と子供という違う立場になったら、いつの間にかお互い色々とすれ違ってしまっていて、なんだか収拾がつかなくてもうどうしていいかわからない状態。

あたしたちに年齢差がなくて、成人と子供に分かれなくて一緒に成人してたら、もしかしてこんなふうにはならなかったかもしれないのに。


そう思いながら母親を見ていたミルドレッドは、両親も年齢差があることを思い出しました。
レイチェルお母さんよりアトリお父さんのほうが年下。それも、4つも年の差があります。
お母さんとお父さんは、あたしたちみたいにならなかったのかしら?

b0057741_2062380.gif「……お母さんは、4歳も下のお父さんとどうして付き合うことになったの?」
話題を両親の話に変えたミルドレッドに、お母さんはあらという顔をした後、ちゃんと答えてくれました。

b0057741_2084239.gif「そうね、あたしはアトリに好かれてたみたいで、アトリは成人前から、大人になったら遊びに誘いに行くから待っててねってあたしに率直に言ってきてたわよ」
b0057741_2062380.gif「そうなの? お母さんには彼氏はいなかったの?」
b0057741_2084239.gif「彼氏なんていなかったわよ。そもそもあたしはデートなんて興味なかったし。でもとりあえず付き合ってみたら、デートって言うのが、意外に楽しかったのよねえ。……相手があのアトリだったからかもしれないけど」

もともと恋愛話をする人ではないので、普段自分の若いころのお父さんとの話をあまりしないのに、今夜はなぜかよくしゃべってくれているお母さん。姉エリンも兄ベイセルも結婚の相手を見つけているのに、ミスプルトになってもどうしてだかまだ恋人のいないもう一人の娘のことを気にかけて、質問に答えてくれているのかもしれません。

b0057741_2062380.gif「そう……じゃあ、お母さんは、いつお父さんを好きになったの?」
b0057741_2084239.gif「え? そうねえ……アトリの好きって言うのが、言葉からも態度からもいっぱい伝わってきて、それにあたしが負けちゃったからかしらね」
お母さんが苦笑しています。
お父さんは裏表がなくて、思ったことを隠さず素直に伝える性格なのは、よく知っているミルドレッド。でもそれだったらあたしだって、

b0057741_2062380.gif「……あたしだって、いっぱい話しかけて、好きって態度で伝えてたつもりだもん」
b0057741_2084239.gif「あら、そうなの。でもミルドレッド、その人にちゃんと好きって言ってないんじゃないの? いくらそれらしい態度をとっても、言葉で言わないときちんと伝わらないわよ」
b0057741_2062380.gif「……」
……そう言えば、あたしはちゃんと好きって言ったことあった?

お嫁さんになるってずっと思ってたけど、そう言えば学生の時も成人した後も、ドラケンにちゃんと言ったことあった?
態度で示しているつもりだったけど、一度もきちんと言ったことなかったから、ちゃんと伝わってなくて、だからこんなふうになっちゃったんじゃない?

ミスプルトになって欲しくないとちゃんと言ってくれなかったせいで、自分が先に成人した後のドラケンの冷たい態度の意味がわからず、落ち込んだり憤慨したりしていたミルドレッドは、ずるい、どうしていまさらあんなこと言うのかとばかり、ここのところずっと思っていました。

でも、何も伝えないままだったミルドレッドの態度もまた、ドラケンには、ミルドレッドが小さいころからの夢のために、そして彼のためにミスプルトになろうとしてるなんて思わなくて、ただただ成人して浮かれているように感じられていたのかもしれません。

b0057741_2084239.gif「言わないと伝わらないわよ。そしてきちんと言えれば、OKしてくれるかはともかく、何も言わないでいるよりは確かに相手には届くんだから。ね?」
b0057741_2062380.gif「……」
黙ったまま、お母さんの横でうなずくミルドレッド。
お母さんが今日話しかけてきてくれた理由がわかる気がします。お母さんはミスプルトで誘いの声はかかるのに、まだ誰とも1度もデートしたことがないミルドレッドが、もしかしたら好きな人に声をかけるのをためらっていると思っていて、だからこそ、ちゃんと言わないと伝わらないと今夜発破をかけようとしてくれていたのでしょう。
本当はちょっと違ったけど、でもお母さんの言うことは的を射ています。
お母さんが話しかけてきてくれてよかった……!

b0057741_2084239.gif「ところで、ミルドレッドの好きな人って……サフィール君なのよね?」
b0057741_2062380.gif「ええっ? な、何でみんなサフィール君って言うの! 違うわよ」
b0057741_2084239.gif「あ、あら、そう?? あたしはこれまたてっきりサフィール君かと……(汗)年齢的にもぴったりのイイ男なのに、まったく年頃の娘はわからないわねー!!
お母さんはこの間から自分を遊びに誘いに来ているサフィール君が、娘の意中の人かと思って気を使ってくれていたようです(笑)


そんなわけで、今夜、お母さんと話をして、ちょっと心のもやもやが晴れたミルドレッド。意地にばかりなっていた気持ちが、少しほぐれた気がします。
来年まで、もうあと10日。
来年まで待ってみて、それから色々考えてみてもいいのかもしれないと思い始めたミルドレッドです。


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#あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします!
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by blue-ground | 2009-01-06 00:00 | 11代目ミルドレッド

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