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547年前半:   

1日。
この年、ハーミアちゃんが成人しました。



PCアルバートを追いかけてくれていた子です。

547年前半:_b0057741_145432.gif性格は「おしゃべり」。
そのまんまという感じです。いい恋人を見つけてね……!(切実)

3日。
ガアチウルグ長のベレンガ・メドベデア氏(35歳)が危篤になり、翌日ワクトのもとへ召されていきました。新しいガアチウルグ長はイヴ・イノウエさん。キースの奥さんパブリナの母親です。

5日。
今度はリムウルグ長のヨウイチ・ワグナー氏(24歳)が危篤に。アルバートの職場の上司です。この上司、仕事納めや仕事始めを良くすっぽかしてのほほんとしていました。でもまだ結構若いようなイメージだったので、危篤の知らせに驚きました。

6日。
朝、今日は上司の葬儀に行かなきゃな…とアルバートが思っていた矢先。
今度はバハウルグ長が危篤の知らせが飛び込んできました。
ウルグ長ばかり3人連続!?
…というか、え、バハウルグ長って……

母さんだよ!

突然の知らせに動揺しながら、アルバートは身重のエレノールと一緒に実家へ向かいます。
家では母ファイディメが、ベッドに横たわって震えていました。

547年前半:_b0057741_15294947.gif「母さん……」
547年前半:_b0057741_1531194.gif「ごめんね、心配かけて……」
どんな言葉をかけても、ファイディメが明日ワクトの元へ召されてしまうのは厳然たる事実です。
まだ20歳なのに……もうちょっとしたら、初孫だって産まれるのに……
結婚する前も後も、あまり話しをしなかったのが悔やまれます。
プレイヤー的にも元配偶者の寿命がこんなに短かったのは初めてなので、悲しかったです。

7日。
ファイディメの葬儀が執り行われました。
喪主を務めた父エセルバートは、だいぶ憔悴しているように見えました。

その晩、降り続ける外の雨を自宅の窓辺から頬杖ついて見上げながら、

547年前半:_b0057741_15294947.gif「自分の親に限って死なないような気がするけど、そんなわけないんだよな……」

アルバートがぽつりと呟くと、エレノールが傍へ来て、横に腰掛けました。

547年前半:_b0057741_1634976.gif「アルバート、どうしたの?」
547年前半:_b0057741_15294947.gif「いや、俺はあまりいい息子じゃなかったかもなと思って」
547年前半:_b0057741_1634976.gif「じゃあ、その分、お父さんに親孝行してあげなさいよ。もちろん、キースやレイト君にも優しくね」
547年前半:_b0057741_15294947.gif「……俺、優しくない?」(※ちなみに優しさは本当にマイナスです)
547年前半:_b0057741_1634976.gif「いなくなってから後悔しても、遅いのよ」

一度恋人を亡くしているエレノールの言葉には重みがあります。
並んで座って外の雨を見ながら、アルバートには、何だか今日はエレノールが珍しくお姉さんに思えました。

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by blue-ground | 2005-08-04 16:26 | 6代目アルバート

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