565年前半:
2006年 04月 17日
ユリイカの双子の息子のユージィンとヴィクトールが入学しました。
学校という集団生活の中で色々学んでくれないかなぁ(特にヴィクトール)と思うユリイカ。
そしてユリイカ、やりました。
ようやくリーグ入りです。ミダD2位。
去年後半、まだ外リーガーなので、リーグに入るにはとにかくレベルを早めに上げておくに越したことはない、と平日の訓練に加え、夜の訓練も始めたのが功を奏したようです。(明け方まで訓練して病気にもなってしまいましたが……)
マードックはというと、
去年Dリーグで4連勝していたので、今年はCリーガーに。
あ~また先に行ってしまいました。夫婦でリーグ対決できる日は来るのだろうか……。
そしてユリイカの初試合は勝利、2試合目も勝利。
そして迎えた7日、3試合め。
この日は同じミダDリーガーの
姉のビアンカとの対戦でした。
ユリイカにとって初の身内対決です。
よ~し、頑張るわよ!!
と気合を入れてミダショルグの試合場へ向かったのですが……
何とビアンカは朝の試合なのに、ゆっくり来て遅刻。ユリイカの不戦勝となってしまいました。
姉の戦績を見てみると、ここまでで何と3連敗。
まさかそれも遅刻(しかもわざと?)だったりするのかなあ……。
「お姉ちゃん、ひょっとして試合嫌いなの?」
「私は試合なんて、性格的に向いてないのよ」
妙にホッとした顔で試合場を後にするビアンカ。お姉ちゃんはどうも、試合というか、戦うのが嫌いなようです。この後、4試合目も黒星で結局4連敗してました。
8日。
この日、前日に危篤になっていたユリイカの伯母でジマナァムの
ペギーが
29歳でワクトのもとへ召され、葬儀がありました。
彼女はユリイカの亡き母エレノールのすぐ上の姉です。ジマナァム家の跡取り娘だったのですが、最後まで独身だったので、ナァム継承は姉妹に行くはず……だったのですが、少し前まで継承者だったはずのペギーの一番下の妹のハルペルが今ジマショルグ長で、継承権がついておらず、めぐり巡ってヴァシリーサの弟の一人でたまたまジマショルグ所属だった、
スカイホークがジマナァムに。
何かナァム権が妙なところへ行ってしまいました……一応血は受け継いでいるけど。(ヴァシリーサたちの父がペギーの父(前々ジマナァム)と兄弟で血縁者なので)
夕食時、危なっかしい手つきでご飯を食べる子供たちを手伝ってあげながら、マードックが聞いてきました。
「亡くなったナァムが伯母さんだったってことは、もしかしてユリイカもジマナァム家の一族なの?」
「そうよー、お母さんはジマナァム家出身だったのよ。うちのお父さんが役職ついていたから継承権つかなかったけど。でもまあ、親戚にナァム権行っちゃったし、もうあまり関係ないけどね。あっ、ジェラルドこぼしてるー」
「あっ、こら、ちゃんと食べなさい」
そしてそのまま別の話題へ。
……このときは夫婦二人とも、将来、びっくりするような展開になるとは思ってもいなかったのでした。
#誤り訂正。ユージィンはフランス語風につけたとどこかの記事で書きましたが、英語名でした。ヴィクトールはフランス人名でOKです。
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by blue-ground | 2006-04-17 13:52 | 7代目ユリイカ