571年後半:奥様は13歳
2006年 07月 24日
この朝、ノヴァがお先に13歳になりました。(ヴィクトールは今度の26日に10歳なので彼女は3つ上)
下ろしていた髪を上げてイヤリングをするようになった彼女を、ぽかんとして見ていたヴィクトールに気づいたノヴァが聞いてきます。
「あら、何? 私の顔に何かついてる?」
「えっ。い、いや何でも……」
第三段階になっても自分の奥さんが美人なのに、ヴィクトールはビックリです。
また、この日は父マードックのAリーグ戦でした。
ヴィクトールが試合の応援に行くと、マードック側の応援席に、現ミダショルグ長のジミィさんが駆けつけていました。声をかけると、
「コヤマ君の応援に決まってるだろ」
と言うジミィさん。
彼とマードックはミダAリーガー同士でここ数年対戦している間柄なのですが、応援に来てくれるなんて、同僚として仲がいいのでしょうか。もしかしたら、お互いいいライバルなのかもしれません。
25日。
ユージィンとリーナちゃんの結婚式です。
二人はリーナちゃんのメドベデア姓を選んでいました。
式の終了後、お互いに手を取り合って新居へ向かっていく兄夫婦。この日午後、ヴィクトールが見かけた商店帰りの兄はとても幸せそうでした。
無事結婚したことだし、父の棚ボタミダナアムは、兄の家系が継いでいくことになりそうです。
26日。
この日、去年結婚していたノヴァの姉のロフィーちゃんのところに、娘のエイドリアンちゃんが誕生。(ロフィーちゃんはジマナァム家の跡取り息子と玉の輿結婚をしました)
お知らせが来て、朝イチに家を飛び出すノヴァ。ヴィクトールが呼び止めて声をかけると、
「出産のお祝いに行こうと思って」
「じゃあ一緒に……ってあれ?」
ヴィクトールが全部言葉を言い終える前に、ノヴァは猛ダッシュ。慌ててヴィクトールも彼女のあとを追いかけたのですが、早い早い!!(走る走る!!)
ヴィクトールが追いついたのは、彼女がロフィーちゃんの家でお祝いの言葉をかけ終えた後。
「ぜえぜえ…」
「あらっ、ヴィクトールもお祝いに来てたの? 言ってくれれば一緒に来たのに」
そうは言っても、息も切らさず走る奥さんには、ヴィクトールも追いつけません……。
30日。
大晦日、今年最後の休日です。
今日はノヴァとデートの約束をしていたので、先に個人商店に品揃えを確認しに行ってから、ヴィクトールがお昼過ぎに大通り南に向かったところ、
(……あれ!?)
てっきり待ってくれていると思ったノヴァの姿が、待ち合わせ場所に見えません。
いつも彼女が先に来ているので、ついつい慢心してゆっくり来たヴィクトールは大焦り。
何やってるんだろう……というか、もしかしてすっぽかされたりするわけ!?
道行く人々に見られながらうろうろしていると、夕方になってからやっとノヴァが通りの向こうから走ってきました。しかし、何だかそのまま走り去られそうな勢い。
「ノヴァ!」
ヴィクトールは慌ててこちらから大声で彼女を呼び止めました。
「あら、ごめんなさい。ちょっと今日忙しくって走り回っていたから……」
ノヴァも気づいて、傍に駆け寄ってきます。
というわけで、時間も遅く、夜の温泉デートへとなってしまいました。
たまたまとはいえ、昼間と違ってちょっといい雰囲気の夜の温泉を堪能できて、ノヴァは嬉しそう。
でも今日は、ヴィクトールは、いつもデートの待ち合わせ場所にゆっくり来る自分を待っている時のノヴァの気持ちが少し分かった気がします。
いつも待たせてる間、あんな風に考えてたりするんだろうか。悪かったな……。
しばらく二人で温泉につかってゆっくりした後、先に出たノヴァの後を追って、ヴィクトールはせめてものお詫びのつもりで声をかけました。
「ノヴァ、一緒に帰ろう……ってあれ?」
もういねぇ!!
温泉を出るや否や走り出したノヴァはもう画面の端。時間も時間だし、てっきりまっすぐ帰宅するのかと思ったヴィクトールが後を追いかけると、ノヴァはアイシャ湖前をダッシュで曲がり、ガアチ区の家の前の通りを素通りして、大通り南を走り抜け、港方面へ。
もしかしてこれは最後の買い物ダッシュ??
もう暗くなっていて港前の商店は閉まってるだろうし、朝にデートしなくて悪かったなあ……とヴィクトールが思いきや、ノヴァは港前でカクッと画面下へ曲がりバス浜へ。
あ……日課の訓練ね……。
13歳になっても、ノヴァは相変わらず元気いっぱいです……。
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#すごく気になる拍手コメントを頂いたのですが…! 実はメイン国のPS版セーブデータをWin版へ変換し、期間限定でDL出来るようにしていたのですが(現在は削除しているのでDLできません)、DLしてプレイして頂いた方からそっちでかなり早い時期にイアンが結婚したとのこと! 誰と結婚したか教えていただけないでしょうか!?(レクシアさんかな?) 私の中のユリイカの部分がすごく気にしてます(爆)
by blue-ground | 2006-07-24 18:38 | 8代目ヴィクトール