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584年中盤:   

11日夜。
ちまちまと働いていたせいか(?)、この日、クラリッサが気づくとノズルさんの性格が変わっていました。



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「ラムサラ好き」 → 「一匹狼


い……一匹狼!!(爆)

うわすっごい似合ってる……気もするけど、既に所帯持ちなのに一匹狼っていうのもちょっと違和感が……。

下手に積極性が上がっていたら「おおざっぱ」や「自由気まま」になっていたところを、ちょっとずつ仕事をしていたのが影響していたのか、先に勤勉性が上がってこの性格になったようです。(でも勤勉性はまだ大幅マイナス)
いやそれにしても思いもかけずすごい(似合ってる)性格になり、プレイヤーがひっくり返りそうでした。

さてクラリッサは、ポーラちゃんにウルグ順位で負けないようにしつつ、ウルグ長候補になってしまわないよう調整しながら仕事をしています。
なので時々、仕事でラフィアの花以外に宝珠の果実が採れると、納品せずに家に持って帰ってフルーツパイやフルーツサンドを作っています。
クラリッサは料理が好きなこともあり、普通なら勿体無くて料理できない高級品ならではのおやつを楽しく作っています。
ちなみに家族の反応は、きっとこんな感じ↓

584年中盤:_b0057741_94877.gif「オレ甘いもんパス」(←ひどい)
584年中盤:_b0057741_16123970.gif「お母さん、私も作りたい。これってどういうレシピなの?」(「勉強大好き」)
584年中盤:_b0057741_17595410.gif「お母さん、とってもおいしい~(パクパク)」(「いい子」)
584年中盤:_b0057741_17593217.gifもっと! もっと!!(バクバク)」(「ワルガキ」)


15日。
この夜、ワクト神殿へ夜の訓練に行く夫に卵を食べさせようとクラリッサがついていくと、ポーラちゃんも神殿にお祈りに来ていました。彼女が訓練している姿を見るのは、初めて。クラリッサは思わず話しかけました。

584年中盤:_b0057741_1630856.gif「ポーラちゃんも夜に訓練なんてするのね。珍しい」
584年中盤:_b0057741_12143983.gif「そう? これでも結構鍛えてるのよ」
ポーラちゃんの3Sを見ると、99/119/93 と、年齢と勤勉さの割には高めです。(最近意識して訓練しているクラリッサの3Sよりも高い)
彼女はウルグの順位も高いのに、訓練もずいぶん頑張っている様子。
彼女の父親のユージィン(クラリッサの父ヴィクトールの兄)が全然鍛えず、18歳までのんびりしててリーグ入りしなかったのと比べるとえらい違いです。

584年中盤:_b0057741_12143983.gif「だって将来ミダナァムになっちゃったら他の役職にも就けないし、今のうちに自分がどこまでできるか頑張りたいの」
ああ、そうね……彼女はミダナァムの長女なので、いつか女ミダナァムになりますが、頑張り屋さんなので、ナァム継承者の地位に甘んじていられないのでしょう。

584年中盤:_b0057741_1630856.gif「ポーラちゃんてすごいわね。クラリッサも一緒にスピリット訓練するわ!!」
というわけで、クラリッサも彼女と一緒にひざまずいてお祈りです。やがて先に訓練を終えたノズルさんが、声をかけてきました。

584年中盤:_b0057741_94877.gif「おい、帰るぞ」
584年中盤:_b0057741_1630856.gif「あ、先に帰っててください! あとでポーラちゃんと一緒に帰りますから」
584年中盤:_b0057741_94877.gif「……えっ??」
普段なら自分の一声でクラリッサがくっついてくるのに、断られて、ノズルさんは面食らったようです(笑)

18日。
クラリッサのひとつ上の兄リヒトが13歳になりました。

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何かあまり変わらない気がします(汗)実際顔グラ変わったのにまる1日間気づかなかった(誕生日は17日)
恋人は姉エリカと同様、まだ出来てません。
うーんうーん、何がいったいダメなのか……。


20日。愛の日。
バス浜にウミカイが卵を産みに来る日です。
この朝、ノズルさんにバス浜へ行って卵を食べてもらおうと、クラリッサは彼にデヴォニアンを渡しました。しかし、彼は受け取ってくれて砂浜ダッシュに向かったのですが、プレイヤーの操作が下手なのと、他の訓練魔のNPCが来るおかげで、ウミカイが産み落とす卵を彼にうまく食べてもらえません。(モタモタしている間に他の人がパクパク食べてしまう)
こ、これじゃダメ~! と、結局リセット。
クラリッサは卵を拾って持って帰り、茹でることにしました。

584年中盤:_b0057741_1630856.gif「今日は一日バス浜で卵を拾ってますね」
584年中盤:_b0057741_94877.gif「また卵? お前、毎年よく飽きないな」
ノズルさんはちょっとあきれた様子で、デヴォニアンを持って神殿にスピリット訓練へ行ってしまいました。

ノズルさんはやっぱり、あんまり延命には興味ないのかしら……

ちょっと寂しかったクラリッサですが、他の人に食べられる前に、一個でも多くの卵を持って帰らなくちゃと、バスの浜と家を懸命に走って往復です。この方法だとあまり卵は集められないのですが、花色ゆで卵にできて確実に寿命を伸ばせます。
そうやって家と浜を行き来していると、午後になって、ノズルさんが自主的にバス浜に走りこみにやって来ました。
あれ……この日にバス浜に来るなんて珍しいわ……とクラリッサがノズルさんを見ていると、彼は、走りながら自分から卵を一つ食べてくれたのです。
え~っ!
結婚してからクラリッサは毎年バス浜で卵を拾っていますが、あれだけ訓練をよくする彼が、愛の日にバス浜にスピード訓練に来て、自分からウミカイの卵を食べてくれたのはこれが初めて。

584年中盤:_b0057741_1630856.gif「ノズルさん! ど、どうしたんですか? 卵を食べに来たんですか?」
584年中盤:_b0057741_94877.gif「どうしたって……訓練しに来ただけだよ。ついでに、お前があんまり卵を一生懸命集めてるから1個ぐらい食うかと思って」
とノズルさんはそっけない返事。そして彼はまた少し走ると、家に帰ってしまいました。

今まで、彼がゆで卵を受け取ってくれないこともあり、出来るだけ長く夫婦一緒に暮らしたいと願っているのは自分の方だけかと思っていたクラリッサ。でも、今日彼が初めてバス浜へ卵を食べに来てくれたことで、クラリッサには、今は彼が少しは同じ気持ちでいてくれていることを態度で示してくれたような気がしました。

そもそもノズルさんの寿命は不明なので、ただのウミカイの卵が、果たして効くかわかりません。食べてはくれたけれど、もしかしたら、寿命は延びてないかもしれません。
でも、クラリッサには彼の今日の行動がとても嬉しかったのです。

そんなわけで、それまでつらかった浜と家の往復もなんのその、クラリッサはこの日夕方まで、上機嫌でウミカイの卵を拾っていたのでした。


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by blue-ground | 2007-03-13 20:48 | 9代目クラリッサ

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