596年中盤:
2008年 02月 19日
家の中で、彼はものすごくクラリッサママに話しかけています。そりゃもー妬けるくらいに!
ちなみにミュリエルにはあまり話しかけません。(ミュリエルが訓練で家にいないせいかと思ったけど、ミュリエルが家に帰ってきてもアトリ君がひたすら話しかけるのはクラリッサ)
「(アトリ君を見ながら)ちょっと……」
「あ、クラリッサさん! 洗い物手伝います!」
「ちょっとってば……」
「レ、レイチェルさん! 何かやることないかな!?(ドキドキ)」
「ちょっとアトリ★!(←呼び捨て) アンタあたしの試合の応援団だからね!午後の試合も全部応援来なさいよ!!」
「えええっ、は、はい」←ちなみにちゃんとミュリエルの応援に行ってました
きっと、
(アトリの性格的に、「ラムサラ好き」なミュリエルお姉ちゃんが苦手なのねー)
と納得してしまうレイチェル。
10日。
今夜はジマ杯決勝です。
ですが、前回優勝者は先日亡くなったヌーノ叔父さんで、不在となってしまっているため、勝ち進んできた
ダイアンさん(ボーダン君のお母さん)が不戦勝で優勝することになるのは確実。
なのでレイチェルは、この日早くから帰宅して、アイテム庫からダイアンさんの2ギブルを4つ取り出して抱え込んでいました。
まあ、お金は有効に使える人が使わなくっちゃね!
と日付が変わるのを待っていると、レイチェルの次に、何だか急いで家の中におーいと駆け込んで帰宅してきたのはアトリ君。
「レイチェルさん!」
「(ギク)えっ何、ギブル欲しいの?」
「え、ギブル?? そうじゃなくて……」
レイチェルの言葉に、アトリ君が一瞬面食らったような表情をしながら駆け寄って来ます。
あれ、違った?
そしてポカンとしているレイチェルの傍に来て、キョロキョロと周りを見回しつつ、レイチェルの両手をぐっと握り、顔を赤らめてアトリ君がささやいてきた言葉はこうだったのでした。
「あの…あ、赤ちゃんまだかな?」
……。
「……えっ?」
「え?」
イ、イヤーー!!!
不意を突かれてレイチェル絶叫。
「な、何なのよそのあんたのほうがあたしのことをわかってるようなそのセリフー!!(取り乱し)」
「えっ。だ、だって仲がいいと半年くらいで授かるって……ち、違った? ご、ごめん(あたふた)」
「ち……ち……」
「ち?」
「違うくないわよっ!!」
「え……じゃ、じゃあやっぱり……」
子供が出来てました。プレイヤーは知ってたんですが、プレイ再開時すっかり忘れてギブルを抱え込んでた…
間違いないとわかった途端、
「ばんざーい!!」
大喜びでそう叫び、レイチェルを抱き上げてぐるぐる家の中を回り出したアトリ君。
「ぎゃーちょっとちょっと何すんの!(汗)」
「子供の名前、何にしようか、レイチェルさん! ♪」
「な、何か大喜びだわね」
「うん、すごく嬉しいよ。今度はぼくがお父さんで、レイチェルさんがお母さんだ……!」
アトリ君の顔が喜びでくしゃくしゃです。
大喜びの彼にぐるぐる回されて、ちょっとびっくりしながら、
今度?
そう言えば、アトリはつい2日前に父親のアラモさんを亡くしたばっかりだわね……
と思い当たったレイチェル。
もちろん自分たちに子供が出来たこと自体も嬉しいのでしょうが、きっと彼は、亡くなる時に父親がどんなに自分に愛情を注いでくれていたかに気づいて、我が子が生まれるとわかった瞬間、今度は自分が父親として、その分の愛情を注ぐ番だと思ったのかもしれません。
「ただいまー。遅くなってごめんなさい。夕ご飯今から作るわね……って、あら、何でダンスなんかしてるの?」
「あっお義母さん! 夕飯はぼくが作ります!」
「え、あらそう? 悪いわね」
「~♪」
「あら……」
帰宅してきたママは、いつも以上にご機嫌のアトリ君に、ピンときた様子。
というわけで、25日に、初めての子供が誕生することになったレイチェル夫婦でした。
12日。
さて、子供が生まれることがわかったレイチェルですが、プルトの女性は頑丈(?)なので気にせず動き回ります。
というわけで、この夜、積極性を上げるために訓練場でスピリット訓練をしようと、レイチェルがくさいスープを持って家を出たら、通りでアイテムを引きずって帰ってくるアトリ君に会いました。
彼は何と、
どこで手に入れたのか、ミニカラの箱を持って帰る途中だった…!(驚)似たような光景を昔も見たな!(笑)
子供ができたのがわかって、どうやら彼はさっそくプレゼントを手に入れてきた様子。
でも今日は平日で個人商店も開いてないし、どこかで拾ったってこと? と不思議そうなレイチェルに、彼は嬉しそうに、
「子供が生まれたら、このミニカラで遊んであげるんだ」
……まあ、拾ったかどうかはともかく、彼が我が子の誕生をとても待ち遠しく思っているように見えるのは、レイチェルの気のせいではなさそうです。
ちなみにレイチェルの家のアイテム庫は、ノズル君の前の奥さんの家族から受け継いでいるので、子供のプレゼントはえほんもミニカラも積み貝も既に10個以上あったり…
14日。
レイチェルの兄ウォルターとブリックちゃん夫妻のところに、
第二子のコンボイ君が誕生しました。
去年の10日に一番目の子供が生まれてるのに、あまり日を離さないで次男が誕生です。
もともとキノコなしにくっついたし、お兄ちゃん夫婦はきっと仲がいいのねー!と思ったレイチェル。
コンボイ君は、お母さんのブリックちゃん譲りの「ジマの力」持ちでした。
16日。
この前日にバハウルグ長のシデンさんが危篤になっていました。年の途中にウルグ長が亡くなると、自分や家族が何の役職にも就いていないウルグ順位が次点の人が、棚ボタウルグ長になります。
もしかして……とレイチェルが思っていると、やはり後任の棚ボタバハウルグ長になったのはクラリッサママ!
ママは初めての議員服です。
棚ボタウルグ長とはいえ、緑色のウルグ長服が似合ってるわよ、ママ! まだ23歳だし、これからの人生も謳歌してね!
そしてこの日午後、ボーダン君のリーグ戦がやっているので、レイチェルは観戦しに行きました。
しかし、疲労が真っ赤になるまで追いすがったようですが、残念ながら、ボーダン君は対戦相手のエマニュエルさんに負け。
「あああちっくしょー!!」
力が及ばず、大疲労して試合場を降りてきたボーダン君。彼はBリーグまで順調に上がってきたのに、上位リーグの壁が厚いのか、なかなかそこからAリーグへ上がれません。彼が持っていたワパヌヌをぼとぼと落としながら試合場から降りてくるのを見て、それを拾い、水のみ場へ水を飲みに行った彼を追いかけたレイチェル。
ワイルダーだし、きっと試合に負けたのが悔しくて、訓練に行くわよね! と、
「ボーダン、この後訓練行くんでしょ? これ落とし……」
「ちょっと憂さ晴らしに投票券を買いに行ってくるぜー!!」
「……」
猛ダッシュで今日発売のギブルを買いに行ってしまったボーダン君。オイオイ!
さて、その晩、ママに話しかけられたレイチェル。
「どう、最近?」
「えっあたし? イム争奪戦に出場するの」
「!!」
実はレイチェルはこの日、以前運び屋で稼いだ仕事ポイント(つまりズル)と、順調にAリーグに上がっていたおかげで、何と12歳の若さでイム争奪戦の出場者に選ばれていたのでした。
「レ、レイチェルさんが武術大会に出るの!?」
「そうよ、(積極性を)稼いでくるわー!!」(ガッツポーズ)
(ぼ……ぼくの奥さんはすごい人なのか……!?)
↑びっくりして晩ご飯食べる手が止まるアトリ君
ところが18日夜の1回戦、
レイチェルは255vs255なのに、何と判定負けをして、1回戦であっさり敗退してしまいました!
試合終了後↓
「ちょっと審判、あんたどこ見てんのよどこを!!」(審判に詰め寄り)
「レ、レイチェルさん、落ち着いて! どうどう!」
ああ、せっかくリーグ戦以外で積極性が稼げるチャンスだったのに……!(試合はリセットなし方針にしています)
それにしても、勤勉性を上げるのもかなりつらかったけれど、リーグ戦の回数も限られてるし、積極性を上げるのもなかなか難しいわね……と思ったレイチェル。
まあとにかく、初の大会は1回戦負けになってしまいましたが、年後半は初のAリーグ戦もあるし、子供も産まれる予定だし、レイチェルの生活もなかなか順風満帆です。
←バレンタイン小噺へ 次記事へ→
#幾つかメッセージ頂きましたが、はい、アラモさんの番外編にはドラクエネタも入ってます(笑)アラモさん顔がパパスに似てる気がする!(ヒゲだけ?)
by blue-ground | 2008-02-19 00:00 | 10代目レイチェル