534年前半(3):初めてのお誘い(コヤマ家)
2005年 03月 01日
(…?)
「私ファイディメって言うの。コヤマ君だよね。明日遊びに行かない?」
どこかで見たことがある顔の女の子が話しかけてきました。記憶をたどると、エドアルド兄さんのの同級生です。兄の成人式で見かけたことがありました。
「明日…ですか?」
「うん。無理にとは言わないけど…」
いや、女の子に誘われたのは初めてのエセルバート、ちょっとドギマギしているのです。しかも年上の女の子だし!
「い、いえ、大丈夫ですけど…」
「ホント!じゃあ明日、大通り南でね」
そう言ってファイディメは走り去って行きました。エセルバートは最後まで受身のまま。はっとわれに返ると、なんとデートの約束をしてしまっているではないですか!成人後7日でデートの約束を取り付けられたのはプレイヤー的にも新記録です。
ファイディメのおとなしそうな顔には似合わない早業にビックリ。
そしてエセルバートは、今日は仕事中ずっと上の空でした。まだ好きな女の子もいない状態なので、「デート」という単語に、浮かれるというよりドギマギしています。
(そういえば2日後の10日はエフラム兄さんの結婚式だなあ。まだ一緒に住んでいるうちに色々と聞いておいたほうがいいかなあ)
エフラムは兄姉たちの中でもよく話しかけてくれます。しかし今度の10日、結婚のため家を出て行ってしまうのです。相談するなら今のうち。
カーン♪
そんなことを思っていたら、夜の刻を告げる鐘が鳴り響きました。
「うわっ、納品し忘れた!」
ボーっとしていたせいで、納品物を4つ持ったままひたすら採掘していたエセルバート(笑)
(ちなみに、エフラムもエドアルドも成人直後に恋人ができたことを書きましたが、今思うとあれって、男性不足のために年上の女性キャラに即ゲットされていたんじゃ…?と、ファイディメちゃんに誘われてから思うようになりました(汗))
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by blue-ground | 2005-03-01 22:53 | 5代目エセルバート