543年中盤(2):義妹の視線
2005年 05月 08日
「お義兄さん」
義妹のハイトちゃんに呼び止められました。
「お、おはようハイトちゃん」
「何してるんですか?」
「知り合いの葬儀に行く途中なんだ。じゃあ、また」
ハイトはワクト神殿に入っていくエセルバートをじっと見送っています。
エセルバートは後ろを振り向けませんでした。
去年デートのお誘いを受けてから、義妹の姿を見るたび、エセルバートは内心焦ってしまいます。
何故か必要以上に好かれているみたいだ…
もっと若くて独身の男性もいるのに、何故自分に声をかけるのか、理由が全くわかりません。
ちなみに後日、再度デートにお誘いされましたがお断りしました。
(それほど交流もないのですが、家系図をたどって彼女の友人欄を見ると、女性、未成年の学生がほとんどで、成人男性はエセルバート一人が2位に付けてます。成人式でエセルバートが話しかけたものだから、それがずっと残っちゃってるんですね。
彼女にとってよほどエセルバートが魅力的なのか…?彼女が成人した去年、あまり独身男性に声をかけていないだけなのでしょうか。プレイヤー自身も、彼女に声をかけられるたびに何だかドキッとしてしまいます。やっぱり立場上、ね…)
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by blue-ground | 2005-05-08 22:12 | 5代目エセルバート