555年前半(3):ある休日
2005年 11月 09日
この日は二組の結婚式がありました。
午前は母方の従妹の、そして午後は、
ハーミアちゃんとウェインさんの結婚式でした。
が、午後の式だったため、ウェインさんは何と3回も遅刻してきてリセットの嵐……まあしかし、4回目に何とか結婚式をあげることは出来ました。
花嫁姿のハーミアちゃんを式場で見送るアルバート。ハーミアちゃんはとても幸せそうです。居並ぶ参列者の中にアルバートがいたことに、彼女は果たして気づいたでしょうか?
そして、ハーミアちゃんは花婿さんと連れ立って、新居へと向かって行きました。
式が終わって神殿を出た時、アルバートは「おーい」と誰かに呼び止められました。
「?」
振り向くと駆け寄ってくるのは、スカンデルの婚約者ツミナさんです。言われたのは、下のセリフ。
「彼女いるの?」
えっ。
「結婚してますけど……」
「そう……」
そう言ってツミナさんはどこかへ行ってしまいました。
な、何……?
ツミナさん、スカンデルと婚約してるのに。マリッジブルーかなんかでしょうか。
「お~い、ツミナ~。あ、おいアルバート、ツミナを見なかったか?」
「あっちへ走って行ったけど」
「おお、サンキュ~。おーい、ツミナ、ツミナちゃん、悪かったってば~」
「……」
ツミナさんを追いかけるスカンデルの後姿を見送りながら、あの二人って実はうまく行ってないのか?とか勘ぐってしまうアルバート。議長さんと夢デートがばれたのか
そして休日は個人商店めぐりをするわけですが、ガアチの店へ寄ったアルバートはびっくり。
「父さん?」
「いらっしゃ……あ、アルバート。エレノールちゃんと子供たちに何か買ってくかい?」
父エセルバートが出店していました。(つまり去年ガアチウルグ長の座から落選した結果、出店権をもらえた模様)
そして父さん、
・知識のメダル
・議員のメダル
・仕事のメダル
・商人のメダル
を揃え、何と「メダリスト」の称号を貰っていました。地道に頑張ってたみたいです。
元PCなのに知識のメダル貰っていたことを忘れてたよ。
ちなみにアルバートは卒業時、惜しくも授業ポイントが次点だったので、「メダリスト」の称号は貰うことが出来ません。
買い物を済ませた頃、エレノールが声をかけてきました。
「アルバート、何やってるの?」
「買い物が終わったところだよ。もう夕方だし、一緒に帰ろうか?」
「うん」
というわけで、二人で仲良く家へ帰ります。
夜はミダ杯の決勝にシード出場して、無事優勝。
こんな感じで、アルバートのとある休日も終わりました。
←前記事へ 次記事へ→
by blue-ground | 2005-11-09 12:28 | 6代目アルバート