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565年後半:   

25日。



今日は休日だし、お弁当の材料を買いだめする日にはもってこいの日だとユリイカが朝から思っていたところ、ヴァシリーサおばさんが危篤との知らせが入ってきました。

ユリイカがヴァシリーサのお見舞いに向かうと、ガアチウルグ長であるおばさんの自宅は、ウルグ長危篤の知らせを受けて集まった人たちでいっぱいです。
その人ごみを掻き分けて家へ入り、ユリイカはヴァシリーサの傍にへ行って声をかけました。

565年後半:_b0057741_1801058.gif「おばさん、具合はどう?」
565年後半:_b0057741_12151357.gif「あら、ユリイカ……心配かけてごめんね」
その傍には、アルバートと、ヴァシリーサの兄のスカンデルの姿がありました。スカンデルが鼻をすすり上げながら、妹に向かってぽつりと言います。

565年後半:_b0057741_1285430.gif「今夜、シニア杯の決勝なのにな……」
565年後半:_b0057741_12151357.gif「だって兄さん、出られないものはしょうがないでしょ……。議長さん、今夜の試合は遅刻じゃなくて危篤で欠席って、ちゃんと発表しておいてよ……」
565年後半:_b0057741_128269.gif「……そんな発表しなきゃならないなんて、俺は本当に、議長になってからいいことが全然ないな……」
そう。奇しくも今夜はシニア杯決勝。
前回シニア杯優勝のおばさんが、シード出場するはずだったのに……。
まだまだ強いところを見せてくれるかと思っていたけれど、それは叶わないようです。

26日。
朝方ワクトの元へ召されたヴァシリーサの葬儀が行われました。
ユリイカは夫のマードックと共に、ワクト神殿に向かいました。
アルバートもこの日午前中は自分のAリーグ戦があったのですが、それには行かずに、葬儀に参列していました。

565年後半:_b0057741_12151357.gifヴァシリーサ・セーラン、享年28歳。
最後のステータスはミダA1位、ガアチウルグ1位(12695P)、53勝26敗14KO10連勝。

25歳ピークだったようで、年を取ってからリーグ戦で活躍し始め、最終的にミダA1位に登りつめ、3Sも最盛期には158、154、201と、スピリットが200越えして驚きました。
夜の大会にも良く出場していて、途中まで勝ち抜くのですが、なかなか優勝まで行かず、優勝したのはシードのアルバートと対戦したミダ杯とシニア杯。(←何かアルバート相手だと勝っててビックリした)
そして仕事も頑張っていて、最後の数年はガアチウルグ長を務めており、プレイヤーが初めて彼女の顔グラを見た時に受けた印象どおり、優等生的な人生を送っていました。
プレイ日記に登場するヴァシリーサの振る舞いはほとんど創作ですが、NPCの彼女にもし意思があったのなら、きっとあんな振る舞いや会話をしたんじゃないかと思います。

この年、亡くなったのはユリイカの伯母でジマナァムだったペギーと、上述のヴァシリーサの二人でした。
子供たちが産まれて育っていく反面、段々と上の世代がワクトの元へ召されていくようになって来ています。


#ワーネバは世代交代ゲームなので、「末永く幸せに暮らしました」的なプレイにはならないとわかってるけど、やはり身内が亡くなると辛いなあ…。でも、こんな気持ちになれるのもワーネバの醍醐味のうち(?)ですかね……。

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by blue-ground | 2006-04-21 18:45 | 7代目ユリイカ

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